包皮再生とは?

早漏治療

包皮再生とは

包皮再生とは、その名の通り、いちど切り取って失くしてしまった包皮を、再び元の姿に戻すことです。
この場合の「元の姿」とは、いわゆる仮性包茎の状態のことです。

私が「包皮再生」という言葉を知ったのは、下の本を読んでから。

◆切ってはいけません!日本人が知らない包茎の真実 ~ 石川英二~

切ってはいけません 書籍

真性包茎の学生(架空の人物)が登場し、石川英二医師との対話形式で話が進められるこの本。

石川医師自身は包茎ではないため、「包茎男性のコンプレックスを気楽に考えている。。」と私は共感できないこともありますが、アマゾンでは評判がいい書籍です。

私が学生の頃は、モテるわけでもなく、ひとりオナニーライフにふけっていました。
しかし、そんな中どうしてもちらつくのは、雑誌に書いてある「包茎はモテない」というもの。
周りに漂うどんなイヤな匂いも自分のアソコのにおいだと思うほど、包茎コンプレックスになっていました。

しかし、この「切ってはいけません!日本人が知らない包茎の真実」で伝えていることは、真性包茎のままでいいということ。

アメリカでは、ナチュラルペニス(包茎のこと)に憧れて、包皮再生をしたい男性がいるとのことなので、詳しく紹介したいと思います。

包皮を再生したい人の理由は?

包皮で悩む男性

日本には包皮をむきたい人が多くいます。

逆に、包皮再生をしたい人が海外にいます。
その多くは、自分の意思とは関係なく、赤ちゃんの頃に割礼を受けさせられた人たちです。

なにも知らない赤ちゃんのうちに割礼を受けさせられて成長したけれども、なんだか違和感・喪失感を感じる。

「どうしてだろう?包皮がないからだ!」

科学的根拠は明らかにはなっていませんが、男性は包皮があるほうが性行為が気持ちいいという説があり、包皮再生を希望する人がアメリカに一定数いるそうです。

包皮再生を希望する人の考えは、包茎は、包皮自体がスムーザーのような役割があり、自慰行為をするときも、パートナーと性交するときも、包皮を介して触れたほうが、動いたときにより密着感を感じやすいということです。

つまり、割礼を受けた男性は、包茎のペニスのほうが気持ちいいと考えているのです。

「外国人は固くなくて、性行為が長い」と、都市伝説のように言われていますが、それも割礼してズルむけているせいなのかも・・・とか考えたりして。

包茎の人は、亀頭が守られ過ぎて早漏に悩まされることがありますが、反対にズルむけてしまうと、逆に快感に鈍感になり、遅漏になってしまうとしています。

しかし、この考え方は完全な男性目線。
日本人女性からすると、包茎男性との性交渉そのものが苦痛となることも。。

真性包茎のままで、女性と付き合ったり結婚したい男性は、パートナーにこの本を渡してみてもいいかもしれませんが、逆に愛想をつかされないように気を付けてください。

私は、パートナーの女性からお願いされて包茎手術をしましたが、国によっては受け止め方が違うんだなあと、視点の切り替えができる本といったところでしょうか。

包皮再生をする2つの方法

1:手術

包皮をメスで切る

包皮再生の手術は、陰茎の根元で包皮をぐるりとは切り取ります。
そして、それを亀頭側にずらすことによって、亀頭を包皮で覆えるようにします。
その後、もう一度、亀頭にほかの部分の皮膚を移植する手術を行うことで、包皮再生手術は完了します。

2回も手術をしなくてはいけない上に、陰茎と、皮膚を取られた部位(たいていは陰嚢)の2か所に痛みを感じます。
痛みは皮膚がしっかり再生するまでずっと続くので、果たして包皮再生でそれに見合った効果が得られるかは疑問とのことです。

2:専用の器具を使う

重り

包皮再生を望む人が多いアメリカを中心に、包皮再生用のグッズが考案されています。
たいていは、今ある包皮に重りをひっかけて伸ばしていく、というタイプのものです。

人によって数か月から数年の期間がかかるようで、あまり焦って行うと、包皮にキズがついてしまったり、痛みを伴ったりするようです。

包皮再生の相談先はどこになるのか?

現在、日本国内の医療機関で、包皮再生の手術をしているところは見当たりません。
包皮再生手術の相談するとしたら、海外の医療機関になります。
日本には割礼の文化がないので、包皮再生の需要もないのだと思います。

包茎を治す人は、術後に包皮再生の心配をすることがないように、リスクを十分に理解すること、また、そのことを一緒に考えてくれる、信頼できる治療院を見つけることが、男の自信を取り戻すカギだと思います。

日本の大手包茎クリニックでは、術後に包皮再生をしたくなる患者が現れないように、見た目から性感帯のケアまで行ってくれます。

仮性なら切らない手術で治すこともできます。

今やポピュラーになりつつある包茎手術です。
包茎クリニックごとで治療方法に大きな違いはありませんが、料金やアフターフォロー体制など、充実した医院で治療することをおススメしたいと思います。

管理人の包茎クリニック体験記「実録・写真付き」
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